製品属性(仕様)
製品 分類 | 検査装置 ステンレス カバー 板金溶接 |
業界 | 検査機 |
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素材 | SUS304 |
サイズ | L980×W490×H42 |
精度 板厚 | 枠寸法公差 960±0.5 |
工程 | C1複合機・曲げ・TIG溶接 |
製品画像(様子)
特徴
この検査装置 ステンレス製のカバーは、社内で一貫製作を行った 板金溶接 部品になります。このステンレス製のカバーはC1複合機のクリーンカットで抜き加工を行っています。クリーンカットではレーザー切断時に金属が酸化反応を起こした時に切断面、金属の表面に成形される酸化物の被膜を酸化被膜といい、切断時の不純物や焼けを巻き込んで被膜を成形する為、製品の表面処理によっては後に剥離などの問題が起こります。この切断表面を酸化させない為に、レーザー切断時のアシストガスに窒素ガスを使用してクリーンカット加工を選定しています。
そしてカバー内側の楕円形の固定枠は4分割にしブレーキ工程で曲げ加工を行っています。ブレーキ工程でこれだけ大きなR175を曲げるのは難しい為、R175を製作する為に曲げを30回に分割しR175を曲げ加工で行っています。カバー本体と固定枠の部品をTIG溶接で強固に仕上げています。溶接個所は全周溶接だと板厚が3mmと薄く溶接歪が大きくなってしまうので、外面のみのピッチ溶接をご提案しています。TIG溶接後は、溶接焼け取りを行っています。
この様に、ステンレス、アルミ材での加工を社内で一貫生産加工を行っておりますので、材料発注から機械加工・組立までの社内一貫加工の製缶板金加工の事ならお気軽にお問合せ下さい。