今回は、建築用金物ブラケットについて説明いたします。当社は、建築用金物ブラケットの加工について多くの実績を持ち、加工委託先として選ばれています。委託先をご検討中の皆様、お気軽にご相談ください。
そもそもブラケットとは
ブラケットとは、機械部品同士を結合するために使用する支持具、取付け金具のことです。部品を固定するために用いられ、一般的にはネジ止めを行い、固定します。ブラケットの種類には、金属製や樹脂製等の異なる素材によるものがあります。
建築用に使用される金物ブラケット
建築用語でのブラケットは、日本語では持ち送りと言われ、建築用に使用される金物ブラケットは、梁・壁・柱などから持ち出した部材のことを言います。建物の構造部分の他に建設現場の足場を支える部分や照明器具を支える部分などにも使用されます。
建築用金物ブラケットと一般用ブラケットの違い
ここからは、建築用金物ブラケットと一般用ブラケットの違いを説明いたします。
板厚
ブラケットの役割として、部品の強度を高めたり、部品同士の接合に使用されたりすることから、基本的には強度が必要とされます。そのため、十分な強度を持たせるためには、板厚は必然的に厚くなります。建築用金物ブラケットでは、建物の大小はあっても、梁・壁・柱などと接合される部分では、板厚が厚くなります。一般用ブラケットでは、使用箇所によっては強度があまり必要とされない部分もあり、板厚が比較的薄いものでも使用されることがあります。
強度
建築用金物ブラケットで、建物の基本構造を支える部分では、高い強度が求められます。一般用ブラケットでは、大型機械の固定部品などでは建築用と同様に相当の強度が必要になります。ブラケットの用途に応じて必要とされる強度が変わり、加工方法も変わってきます。
加工方法
加工方法については、強度に関係してくるもので、強度を高める場合は溶接構造で行い、強度があまり必要とされないものであれば、曲げ加工にすることでコストを抑えます。建築用金物ブラケットでは、ほとんどが強度を要求されるので、溶接構造のものになります。
建築用金物ブラケットの加工事例!
当社では、建築用金物ブラケットの加工事例を多く保有しています。
建築用接合部品1
こちらは、支柱を固定する部分の建築金具です。重量が100kg近くあるため、運搬にはクレーンが必要になります。製作方法は、まず定尺で購入したLアングルをビームワーカーで製品寸法に切断を行います。今回の製品は、穴径がΦ35のため、穴開けはレーザー加工機で行います。
建築用接合部品2
こちらの製品は、鉄骨や木材をつなぐための接合金物です。大型の建築物に用いられれるため、板厚やサイズも大型のものになっています。加工方法は、レーザー加工機にて、板材から形通りに抜き加工を行い、穴開けも行います。サイズも大きく、穴の数も多いため、切断に時間を要します。
建築用金物ブラケットの加工は当社にお任せください!
前述した通り当社では、建築用金物ブラケットの加工実績を多く保有しています。建築用金物ブラケットの加工委託先をお探しの皆様、お気軽に当社にご相談ください!