用語解説

溶接マクロ試験とは、鋼材溶接部の断面を腐食液によってエッチングし、鋼と溶接金属のマクロ組織の状況を観察し溶け込み具合を確認する試験です。

溶接マクロ試験時に使用する腐食液は、硝酸をエチルアルコールで10%程度に希釈し鋼材溶接ぶの断面は#80以上で研磨した状態でエッチングし鋼材部、溶接金属部、熱影響部のマクロ組織を出現させる。

溶け込み具合の判断基準は、溶け込み深さMAXの部分が板厚の薄い側の10%以上なければならない。

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